部下に9割任せる★自己投資をするために時間を効率的に使う

3月20日に発売しました新刊『部下に9割任せる!』の未収録原稿の一部をご紹介していきます。

お陰様で増刷になりました。

■□■□部下に9割任せる! 第21回■□■□■

★自己投資をするために時間を効率的に使う★

リーダーいろいろな学びを実践していく必要があります。

お恥ずかしい話ですが、私は会社員時代に3度もリーダーから降格されたことがあります。

その頃の私は、視野が非常に狭かったと思います。

会社内で自分と同じ境遇の人としか話をしませんでしたし、金曜日の夜は徹夜で飲み歩くこともしょっちゅうで、休日は何もせずにダラダラすごしていました。

しかし、再びリーダーに復帰してからは心を入れ替え、自分を磨くことに時間を使うようにしました。

読書することはもちろん、仕事に役立ちそうなセミナーを受講したり、異業種の方たちと会食をしてお話をうかがうなど、積極的に自己投資をしたのです。

そのおかげで、リーダーとして成果をあげ、会社に貢献することができましたし、最終的にはコンサルタントとして独立を果たすことができました。

ですから、皆さんにもさらなる高みを目指して、自己投資に力を入れていただきたいと思います。

自己投資をするためには、まず時間を確保する必要があります。

ここでは、私が会社員時代にやっていたことをご紹介します。

1 通勤電車では快速や急行には乗らない

もちろん、時間を節約するのに「職住近接」といって限りなく通勤時間を少なくするのもありです。

しかし、家庭の事情などでそうできない方も少なくないのではないでしょうか。

そうなると大切なのが通勤時間の使い方です。

電車通勤の場合、快速や急行には乗らないことをおすすめします。

なぜなら混雑しているからです。

かつて私は、首都圏でもベスト5に入るような混雑率の高い電車で通勤していました。

この電車の中では新聞や本を読むことができませんでした。

ほかの人の身体に触れてしまうからです。

それでも最初のうちは新書を半分に折りたたんで、人にぶつからないように読んでいたのですが、ある日、電車が急停止して揺れたときに隣の人にぶつかってしまい、その人に本をパンチされたことがありました。

混雑している電車には、このパンチをしてきた人のようにイライラしている人がたくさん乗っています。

そして、イライラは周囲に伝染し、車内に充満します。

だからといって、自分までイライラしてしまったら元も子もありません。

せっかくの通勤時間がマイナスの時間になってしまいます。自己投資どころではありません。

ですから、できるだけ各駅停車に乗るようにしましょう。

山手線のような都内の中心を走る一部の列車を除けば、各駅停車は比較的空いているので、本を読むことができます。

また、ゆっくり走るのが影響しているのかわかりませんが、乗客も比較的時間に余裕があると思われる穏やかな方が多いのも事実です。

朝は頭が冴えているので本の内容が頭に入りやすい貴重な時間です。有効活用するようにしましょう。

2 部下とランチに行かない

私はリーダーの方には、部下とランチに行かないことを推奨しています。

これには、すべての部下を平等に扱うという意味もありますが、それ以上に、ランチのあとは休息の時間に当てたほうがいいと思っているからです(もちろん、取引先とのビジネスランチなどはこの限りではありません)。

少しの間、仕事から完全に離れることで思考や感情をリセットできるため、午後からの仕事に意欲的に取り組めるでしょう。

また、最近では睡眠の重要性が注目され、午後に短い仮眠をとったほうが生産性が上がるということをよく聞きます。

ですから、午後の仕事のためにも、ランチのあとに仮眠をとったり、のんびりと読書したり音楽を聴くといったことをおすすめします。

3 夜は社外の人と会う

夜は、社外の人と交流したり、セミナーで学んだりするのに適した時間帯です。

特に会食は、相手もリラックスしているので、話が弾みます。

夜に社外の人と会う約束を入れていると、仕事も終業時刻にきちんと切り上げるようになるなど、時短を意識して効率的に働くようになります。

また、セミナーはさまざまな学びがあることはもちろん、講師や参加者の方との新しい出会いや交流というプラスアルファのリターンもあります。

このように、夜は人脈づくりに投資するのに適した時間帯なので、積極的に活用しましょう。

(3月20日発売新刊 『部下に9割任せる!』)