3月上旬発売予定の7冊目の新刊の原稿の一部をご紹介いたします(第8回)

■□■□■□部下に9割任せる! 第8回■□■□■□

●部下に仕事をまかせることのメリット

仕事をまかせることは、部下だけでなくリーダーにとってもいろいろなメリットがあります。
リーダー自身の成長とチーム力のアップにつながります。

1 リーダーとしての仕事に集中できる

そもそも部下にまかせられるような仕事は、リーダーがやるべき仕事ではありません。
リーダーの仕事は短期的な目標の達成に加えて、チーム全体の長期的な目標を視野に入れて動くことです。
たとえば、新しい戦略を考えたり、商品開発といったことが長期的な視野に立った仕事といえます。
このような仕事に取り組むには、ある程度まとまった時間が必要になります。
その時間を作るために、部下に仕事をまかせるのです。

2 リーダー自身のコミュニケーション能力がアップする

部下が正しく動くためにはどのように教えなければならないかを考えたり、間違ったことを伝えないように注意しなければならないため、リーダー自身のコミュニケーション能力がアップします。
また、部下とコミュニケーションをとる時間を増やすことで、「部下の育成」というリーダー本来の仕事に集中することができます。

3 チームの働き方改革につながる

部下に仕事をまかせることでリーダーがお客さまとのやりとりをする時間が減るので、必然的に残業も減り、心身ともによい影響があります。
リーダーが率先して早く帰宅するようになれば、部下もそれにならってなるべく早く仕事を終わらせるようにするでしょう。
ただし、リーダーが仕事を減らしたせいで、部下が残業をしなければならないとしたら本末転倒なので、注意しましょう。
もし、そうした恐れがある場合は、引き継ぎの際に仕事のルールを変えてしまうのもいいでしょう。

(3月上旬発売予定 タイトル 『部下に9割任せる!』)