管理職・リーダーのコミュニケーションスキル しくじる可能性が高いネタを避ける雑談術

これから、新しい部下や取引先との初対面で好感を得るコミュニケーションスキルについて解説します。今回は、しくじる可能性が高いネタを避ける雑談術です。雑談で和やかに商談を進める方法、その際の心構え、考え方、実践的なテクニックを解説いたしま

管理職・リーダーが意識したいこと「しくじる可能性が高いネタは封印しよう」

ここでは一般的に使っても大丈夫なようで危険なネタを紹介していきます。

1.「おやせになりました?」

久しぶりにお会いしたら、以前より痩せたように感じられたとします。

この場合、「お痩せになりましたか?」と聞いてしまっても大丈夫なように見えます。

その逆の「太りましたか?」がNGなのはわかりますが、「痩せた」のはいいように見えます。

実は、「痩せた」ことを好んでいない人もいるのです。

「病的に思われているいるのか?」

「たまたま着痩せして見えているだけである(濃い色の洋服を着ているせいか、そう見えたが実は全然痩せておらず、むしろ嫌みで言われたのかもしれないと感じ取ってしまうのです)

実は危険なのです。

逆で、「太りましたか」の代わりに「貫禄がつきました」というのも避けたほうがいいでしょう。相手にはたいてい真意が伝わってしまいます。

また、よく女性に対して「きれいだ」「素敵だ」と外見を褒めようとする人もいますが、これも危険なのです。

特に褒められ慣れている人は飽き飽きしています。また、セクハラだと思われる可能性もあります。

それよりも「丁寧さ」「気配り」「創造力」など中身を褒めるようにしましょう。

なお、男性のイケメンになら大丈夫と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は危険なのです。

私はイケメンでないので、あくまでも私がイケメンと呼ばれている方から聞いた話に基づいていますが、そこばかりが先行していてイヤという意見が多くありました。やはり能力を認めてほしいそうです。

2.「顔色悪いですけど、大丈夫ですか?」

 概ね心配して言っているのですが、これも人によっては気分を害する可能性もあって危険です。特に責任感の強い人は、「自己管理能力に欠けていると思われたくない」という言意識を持っている人が多いからです。

 特に、目上の人には使わないほうがいいでしょう。なお、目上の人でも相手が「具合が悪い」と言ってきた場合は、「大丈夫ですか」と心配したほうがいいでしょう。逆に心配しないと「こいつは薄情なヤツだ」と思われてしまうかもしれません。

3.時に危険な健康ネタ

 健康ネタは雑談でよく使われるジャンルです。ある程度の年齢になってくると「健康診断でここが悪い」「○○が痛い」なんて話が良く出てきます。

 だから大丈夫だろうと健康ネタをふると、大きなしくじりになる可能性があります。

 ではどのような点に注意したらいいのでしょうか。

 まず、相手から言ってきた場合は乗っても大丈夫ですが、その場合「運動したほうがいいですよ」「食事にもっと気を遣ったほうがいいですよ」と頼まれてもいないのにアドバイスをするのは非常に危険です。

 男性脳の傾向が強い解決型の方は注意が必要です。ここは「大変ですよね」「確かに痛くなりますね」「体力の低下を感じますね」などと共感するだけにしておくことです。

 次に自分から健康ネタを振る場合、これは相手の健康状態を見ての判断がいいでしょう。

明らかに不健康に太っている方に「何か健康に気を遣っていますか」なんて聞いた瞬間、相手が気分を害する可能性大です。自分と同じくらいの健康状態かつ年代、あるいは自分より健康状態がいい人にとどめておくのがおいいでしょう。

 明らかに健康状態がいい人には「何か運動とかやっているんですか」と聞けば、「トライアスロンをやっていて、次の大会に出場予定なんですよ」とか「年末にホノルルマラソン出るんですよ」などと盛り上がる可能性大です。

 健康ネタは相手を見て使うようにしましょう。

4.「いちばん」をできるだけ使わない

 今までで一番良かった本は○○です

 今まで食べて一番美味しかったラーメンは△△です

 今までで旅行した中で一番良かったのは沖縄です。

 よく使いがちですが、実は相手の信頼をなくす可能性が大きいものです。確かに今まで一番良かった旅行先が沖縄で、その後、プーケットがもっとよければプーケットになるでしょう。(沖縄の方ごめんなさい。他意はないです)

 しかし、またコロコロ変わったら、特にお世辞のように今までで一番ばかり言っている場合、「言ってることが違うな」と信頼をなくす可能性があるのです。

 できれば多用しないほうがいい言葉です。

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