管理職・リーダーのコミュニケーションスキル グッズを上手く活用した雑談術

これから、新しい部下や取引先との初対面で好感を得るコミュニケーションスキルについて解説します。今回は、グッズを上手く活用した雑談術です。雑談で和やかに商談を進める方法、その際の心構え、考え方、実践的なテクニックを解説いたします。

管理職・リーダーが意識したいこと「グッズを上手く活用する

一緒に食事をすると、何だかその人に近づいた気がしますし、満足感があるので、相手は頼み事を引き受けてくれやすくなるという特徴があります。心理学用語でこれを「ランチョンテクニック」と呼んでいます。

 「だから飲みに行こう」という人が多いのですが、お酒が好きでない人もいますし、最近では夜は勉強の時間に充てる人もいます。また家族との関係上、飲みに行くことができないという人もいます。

 また酒の時間は飲める人には至福の時であるが、飲めない人にはつらい時間帯でもあります。

 昨今ではタバコを吸う人がかなり減ってきてはいますが、以前なら喫煙室で雑談をし、距離を縮めるということもありました。ちなみに私はタバコはずっと吸っていませんが、わざと喫煙室に一緒に行って、雑談をしていたこともあります。

 グッズを使うという方法があります。

1.飴ちゃん作戦を用いる

午後の眠くなりそうな時間帯に「飴どう?」「フリスクどう?」などと相手に勧めるのです。ほっと一息つけますし、「ありがとうございます」「シャキッとしますね」など相手から会話のフックが来ますので、いいでしょう。

差し入れで缶コーヒーなどを渡すのもいいでしょう。

ただし、この場合「ある人には渡したけど、ある人には渡さない」といった問題が起きてしまうと逆効果なので、部署単位でみんなにと渡すのがいいでしょう。

なお、あまりに高価なものですと、「何か裏があるのではないか」「何か無理難題を頼まれるのか」と相手が警戒する可能性があるので、何かを手伝ってもらったという明確な理由がない限りは安価な飴ちゃんがいいでしょう。

2.お土産を配る

休暇で旅行に行っていた、出張に行っていた先から戻ってお土産を渡すのも効果的です。

ただし、この場合、注意点が必要です。

つい事務の方に渡したり、みんなに配ってれたりしそうな人に「みんなに配って」と渡してしまいがちですが、これはやめたほうがいいでしょう。

「本当は渡したいのにたまたまいない人の分がなくなってしまった」「あまり関係の薄い部署の人がたまたま渡した人のデスクに寄って持って行ってしまった」(こんなことを気にすると小さい人間のように見えるが、そもそもお土産はあまり箱に入っている個数が多いものがないから足りなくなってしまう)なんてこともあります。

また、渡した人が「また私に雑用させて」と思うケースもありますし、その人個人に渡しているのではないかと他のメンバーが嫉妬する可能性があるからです。

では、どうしたらいでしょうか。

1つずつ相手に配って渡すことです。そうすることで、普段あまり雑談しない方とも、雑談するチャンスが生まれるわけです。

1つずつは小さくても構いません。席を回ることが大事なのです。また離席している人にはデスクに置いておくよりも面倒ですが、自分のところに持ち帰り、直接手渡すほうが雑談の広がりも期待できます。

なお、お土産は定番モノより、少しマニアックなものがいいでしょう。ただし味は普通のもので。そうでないと、食べない人が出てしまうからです。

 もう一つ、若手メンバーや事務スタッフがどういうことに興味を持っているかを把握するために、やるといいのが雑用です。

かつて私はチラシのセッティングやDMの封入などを部下に任せたままにせず、時に一緒になって入っていました。

このような単純作業はワイワイやるほうが、効率もいいものです。

その時にじゃあ飲み物を買ってくるかと言ってお茶や水を配るのもいいでしょう。なお、この際1人1本の500mlペットボトルで配るのではなく、1.5リットルのペットボトルを買ってきて、紙コップに入れながらそれぞれに渡すといいでしょう。

お酒の席でビールをつぐように、紙コップをそれぞれに渡しながら。「○○してくれてありがとう」と、ねぎらいの言葉をかけると、雑談のフックにつなげやすいからです。特に普段あまりコミュニケーションがとれていない人には効果的です。

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