管理職・リーダーのコミュニケーションスキル 朝ネタでほんのりさせる雑談術

これから、新しい部下や取引先との初対面で好感を得るコミュニケーションスキルについて解説します。今回は、朝ネタでほんのりさせる雑談術です。雑談で和やかに商談を進める方法、その際の心構え、考え方、実践的なテクニックを解説いたします。

管理職・リーダーが意識したいこと「朝ネタでほんのりさせましょう

朝の挨拶は非常に重要と言われてますが、その通りです。ただ挨拶だけでは一往復で終わってしまいがちです。

 実は朝こそ、ちょっとしたエピソードを自己開示して話を進められるのです。また、相手も答えを返しやすくなるのです。

 まだ相手との距離がまだ近くないときは、交通ネタや会社のエレベーターや空調などの備品ネタがいいでしょう。

例1)

上司「おはよう。○○君は、表参道から来てるの?何線を使ってるの?」

部下「はい。半蔵門線を使ってます」

上司「そうか。俺は副都心線だから、明治神宮前から来てるんだ。結構深いところを走ってるからホームから改札まで時間かかるんだよな」

部下「表参道はすぐに地上に出れるのでいいんですが、大変ですね」

上司「夏は階段を昇っているだけで汗がダラダラ止まらなくなるよ」

例2)

エレベーターでいつも一緒になる他部署の同僚に対して

自分「いや、ここのエレベーターなかなか来ないですよね」

相手「確かに。急いでいるときは焦りますよね」

自分「台数が増えるといいんだけどね(笑)」

馴れてきたら、ちょっとした自分のネタを自己開示していくのもいでしょう。

例1)

上司「私は男のくせに朝起きてから家を出るまで1時間30分もかかってるんです」

部下「それはかかりすぎです」

上司「いや、朝風呂に入っていて、つい長風呂になってしまって」

例2)

上司「○○君は朝は強い方?」

部下「ままああです(そう言っておかないとな……)」

上司「俺は朝自信がなくて、目覚まし時計を4つセットしているよ」

部下「4つですか!実は私も2つ時計を置いてスマホのアラームも鳴らしています」

上司「そうか。目覚まし時計は複数必要だよね。」

 上司も人間なんだなと思い、相談もしやすいと感じてくれるでしょう。

 こちらがちょっとした失敗を自己開示すると、相手も好感を持ってくれます。

 ただし、次のような自慢は避けたほうがいいでしょう。

(会社のデスクにて)

上司「おはよう」

部下「おはようございます」

上司「○○君は朝は何時ごろ家を出てるの?」

部下「いつも7時半頃出てます」

上司「そう。俺なんかジムに寄るから朝6時に出てるね。木曜日は早朝英会話教室に行ってるよ」

 充実ぶりをアピールするのは構いませんが、相手にプレッシャーを与え、逆に近寄りづらくさせてしまいます。ここでは自己PRは目的ではありません。人間臭さを出して、相手に近づきやすい人と思ってもらうことが主の目的です。

 なお逆に、だらしなさすぎるネタは避けたほうがいいでしょう。例えばワールドカップの試合がたまたま前の日の夜中にあったので、「いや、昨日はイラン戦を観ちゃったので、少し寝不足です」くらいはいいのですが、「ついいつもネットサーフィンで夜更かしをしてしまうので、朝はギリギリに起きて何も食べずに来ます」などと「大丈夫かな?」「大切な仕事は任せられないな」「だらしない人だな」と思われては元も子もありません。

程よいネタにしておきましょう。

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