管理職・リーダーのコミュニケーションスキル 秘密の共有によって人間関係の距離を縮める雑談術

これから、新しい部下や取引先との初対面で好感を得るコミュニケーションスキルについて解説します。今回は、秘密の共有によって人間関係の距離を縮める雑談術です。雑談で和やかに商談を進める方法、その際の心構え、考え方、実践的なテクニックを解説いたします。

管理職・リーダーが意識したいこと「秘密を共有すると人間関係の距離は縮まる」

 社内にいるときの雑談というと、ヤフーニュースや新聞などに出てくる時事ネタなどがよく出てきますが、実はこれらのネタは相手との距離が縮まりにくいものです。

A「女優の○○、結婚したね」
B「そうですね。さっき見ました」

「○○選手、FA宣言したね」
「C社がE社を合併したね」

 これらの話題は一往復で終わってしまいがちです。
 それよりも、もっと人間味を感じさせる話題を選ぶべきです。

 例えば「眠気との戦い」などの話題でしたら、皆共通なので、話も続きやすくなります。
 かつて私もよくしましたが、非常に盛り上がるのです。
 こんな話をしたら不謹慎ではないか?
 朝キツイというより朝早起きしていると言ったほうが職場も締まっていいだろうという意見もあるかもしれません。
 しかし、これでは盛り上がりません。
 メリハリをつけてきちんと仕事をしていれば、むしろ眠いなんて話を自己開示したほうがいいかと思います。
 このようなネタは共通の悩みなので、盛り上がります。
 今では昼寝を推進している会社もあるくらいですから、やる気がないと言った発言さえしなければ問題ないと思います。

 実際、私も1日研修や午後の時間帯に行うセミナーでは「眠くなる時間帯なのでグループワークをしましょう。ただ眠らせてしまうのは講師の責任なので、グループワーク以外の時間も寝かせないように楽しく有意義な話をしたいと思います」と言います。
 このように言うと笑い声があがったり、たいてい盛り上がります。
 
 では、どのように声をかけていったらいいのでしょうか。
本人「いや、お昼を食べた後のこの時間帯って眠くなりますよね」
相手「そうですね」
本人「私は食後にレッドブルを飲んでます。この前通販で72本セットを買ってしまいましたよ」
相手「72本ですか!すごいですね!すごいスペース取りそうですね」
本人「その他にもミンティアをかじってますね。ちなみに○○さんは眠いときはどうしてますか?」

 最初に眠くなることを自己開示し、相手と会話のキャッチボールをしたら、相手にどうしてるかを聞いてみるのです。

 すると、こんな答えが返ってくるかもしれません。
 「私はブラックコーヒーを飲みに行ってます」
 「こっそり、1時間おきに顔を洗いに行ってます」

 このようにありきたりの話題こそ、実は相手との距離も縮まるのです。
 自己開示してくれた相手にはたいていの人が好感を持つようになります。

 また、このように相手の眠気防止の話を聞いておけば、たまにデスクに寄って「俺、また今日もレッドブル飲んじゃったよ。○○君もコーヒー飲んだ?」なんて気軽に話しかけられるようになるのです。

 人間の生理現象でもある「眠くなる」というネタ、ぜひ使ってみてください。
 
 

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