管理職・リーダーのコミュニケーション術「イライラしないための2つの工夫」

部下に9割任せる! 第12回

イライラしないための工夫をする

かつて私は「万年湯沸かし器」状態でした。

「瞬間湯沸かし器」ではありません。

「万年湯沸かし器」は私の造語で、「いつもイライラしている」という意味です。「瞬間」は怒りが湧いたときだけ爆発するのに対し、「万年」は常にイライラ状態です。

リーダーになるとイライラすることが格段に増えがちです。

まず、立場的に上司と部下の板挟みになりますし、ときにはチームの代表者として他部署からクレームを受けることもあるでしょう。

あるいは、部下と一緒にお客さまに謝りに行き、先方にどなられることもあるでしょう。
 

そんなとき、怒りやイライラした気持ちを部下にぶつけたりしてはいけません。
 

そんなことをすると、それまでどんなに部下と良好な関係を構築していたとしても、一気に関係が壊れる可能性があります。

・自分のイライラの原因を突き止める

ここでは、イライラしないために普段からやっておくことをご紹介します。
 

まず、自分がどんなときにイライラするかの傾向をつかんだうえで、できるだけイライラを遠ざけるのです。
 

具体的には、自分がイライラする時間帯、イライラさせられる相手をピックアップして、対策を考えるようにしましょう。

1 イライラしやすい曜日と時間帯

【月曜日の午前中】

〈状況〉休み明けで対応が必要なメールや書類の量が多い。

〈対策〉10時まで報連相は禁止にする。

【水曜日の14~16時】

〈状況〉取引先B社への週次報告書を作成する時間。細かく煩雑な作業が多い。

〈対策〉この時間帯は報連相を禁止にする。2時間ほど1人で会議室にこもって作業に集中する。

〈金曜日の17時以降〉

〈状況〉週次の業務報告書の作成、および翌週に仕事を残さないようにすべて片づける。

〈対策〉休み前に入る前なので報連相を禁止することはできない。そのため、おいしいコーヒーを飲むなどして、できるだけ気持ちを落ちつける。

2 イライラしやすい人

【部下のC君】

〈状況〉話が長いうえに要領を得ない。

〈対策〉事前に紙にまとめてから来てもらうようにする。C君にとっても話したいことが整理できるのでいい。

【業務部のG課長】

〈状況〉大きな声で一方的にまくし立ててくる。

〈対策〉彼に呼ばれたらスマホの待ち受け画面にしているペットの写真をちらっと見てから向かう。G課長の話が終わったあと、ほかの人に八つ当たりをしないように再びペットの写真を見る。

(3月上旬発売予定 部下に9割任せる!)

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