管理職・リーダーの部下育成術「ナンバー2のモチベーションを上げる方法」

部下に9割任せる! 第19回

ナンバー2のモチベーションを上げる方法

オーケストラのような情報化組織においては、メンバー1人1人が組織全体の仕事に対する責任を負います。その意味においては、全員が対等な関係にあります。

一見、中間管理職のようなまとめ役は不要に思えます。

しかし、オーケストラという組織には全体のリーダーシップをとるまとめ役の「コンサートマスター」というポジションの人がいます。この人は、指揮者に対する楽団員の代表者です。

たいていは第一バイオリンのトップ奏者がコンサートマスターになります。

腕のよい指揮者が来た場合はあまり仕事もしなくてよいのですが、そうでない場合には身振りや手振り、アイコンタクトで指揮者の代わりを務めなければなりません。

このコンサートマスター次第で、演奏全体の質が左右されるといっても過言ではありません。

指揮者に次ぐ現場のナンバー2のような存在です。

とはいえ、彼らは企業の中管理職のように、ほかの演奏者を管理しているわけではありません。

楽譜に書かれた情報をもとに自らが演奏の主導権をとり、ほかの演奏者を自発的に関与させるのです。

そのため指揮者にとっては、いかにコンサートマスターのモチベーションを高めて、いいパフォーマンスを発揮してもらうかが重要になります。

・ナンバー2にはなるべく権限を委譲する

これまでにお話しした、ビジネスにおけるナンバー2の部下と同じです。

では、ナンバー2にがんばってもらうにはどうしたらいいでしょうか。

まず、どうしたらチームがよくなるか、相談を持ちかけるといいでしょう。

人は相談されると、自分が頼られていると思い、自己承認欲求が満たされ、モチベーションが上がります。

リーダーは、ナンバー2の意見を真摯に聞いて、できる限りそれを反映させるようにします。

場合によっては、ナンバー2に権限を委譲して積極的に行動してもらいます。

そして、チームがピンチに陥ったり、ナンバー2がSOSを出してきたときのみ、助けるようにするのです。

こうすることで、チーム全体がスムースに運営されるようになるでしょう。

(3月上旬発売予定 部下に9割任せる!)

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