管理職・リーダーのマネジメント・承認スキル すべての部下を師にしよう

これから、管理職・リーダーのマネジメントスキルのひとつ「承認」の技術について解説します。今回は、「すべての部下を師にしよう」ということについてです。リーダーとしての考え方、その際の心構え、実践的なテクニックを解説いたします。

管理職・リーダーが意識したいこと「すべての部下を師にしよう」

人はそれぞれ得意な部分を持っています。

 例えば、チームを見渡してください。

 エクセル関数に詳しい人、デザインが上手で魅力的な企画書を作成できる人、ある一定の商品に非常に強い人等、色々な人がいるかと思います。

 リーダーはその人たちに教えてもらいましょう。先生、師になってもらうのです。

 例えば山岡君は「エクセルが得意だ。エクセルの先生だ」、石井君は「パワーポイントの師だ」、西村さんは「文章作成の先生だ」、藤村さんは「飲食業界の先生だ」など、メンバーをどんどん師にしていきましょう。

 このようにしていくと、部下の肯定的な部分を探せます。

 ただそうはいってもなかなか長所を見つけづらい部下もいるでしょう。

 そのような部下に対しては、業務の一部分、あるいは業務にはつながっていないけどいいなと思う部分でもいいでしょう。

 人は自分のいい部分を認めてくれる人に対して好感を抱き、その分頑張ろうと思うものです。

 例えば私はかつて以下のような先生に従事していました。

・間違いをチェックしてもらうなら「石山君」

・為替のことなら「島村さん」

・宴会の進行役なら「柳田さん」

・モチベーションが落ちている人を見つけてそっと教えてくれる「平野さん」

・それぞれのニーズに合ったいい食事場所を知っている「田村さん」

・スポーツに詳しい「長谷部さん」

・ちょっと最近食べ過ぎているなと思ったら栄養士の資格のある「八田さん」

・最新のSNSのことを訊くなら「内藤さん」

・取引先にちょっとお土産を持っていきたい時、スイーツに詳しい「伊藤さん」

 こうすることで、部下をリスペクトするようになれるでしょう。

 また人に教えることは学ぶことでもあります。

 誰かに教えることで、頭の中が整理され、その人の理解が促進されます。

 かつて私はミーティングの時に時間を使って部下に「先生役」をしてもらいました。

 この場合、エクセルやパワーポイント、営業で相手が饒舌になる雑談、沈黙への対応方法、商品知識などをそれぞれ得意なメンバーに先生役になってもらっていました。

 これは、ベテランメンバー、若手メンバーに限らず、全員にしてもらっていました。

 全員が主体性を持つようになるので、モチベーションも上がります。

 実はこの全員を師にする方法は、江戸時代の幕末にも行われていたそうです。

 長州藩の藩士であった吉田松陰の「松下村塾」がそうだったそうです。

後に初代内閣総理大臣となった伊藤博文、山形有朋など長州藩が多数の偉人を輩出しているのにも大きく影響していることを見ると、「人に教える」ということは自分を大きく成長するものであるということでしょう。

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