管理職・リーダーのマネジメント・承認スキル 会議ではできるだけ存在を消そう

これから、管理職・リーダーのマネジメントスキルのひとつ「承認」の技術について解説します。今回は、「会議ではできるだけ存在を消そう」ということについてです。リーダとしての考え方、その際の心構え、実践的なテクニックを解説いたします。

管理職・リーダーが意識したいこと「会議ではできるだけ存在を消そう」

 

 会議ではリーダーは存在感を出して進行役をやるケースが多いでしょう。

 このケースではリーダーあるいは声の大きな人ばかりが話してしまい、気の弱い人や経験の浅い人はまったく発言をしないというケースもあるでしょう。

 発言をする場合であっても、リーダーが全面に出てその意見に批評を加えてばかりですと、その部下もなかなか発言しにくくなります。

 結果、リーダーや年長者などのいつも決まった人の意見ばかり通るようになり、会議が形骸化してしまいます。

 確かに何かを伝えたい時、チームの状態が悪いとき、リーダーであるあなたは檄を入れたくなるかもしれません。

 しかし、リーダーの主要な仕事は「結果を出すこと」とともに「部下を育成すること」です。

 会議は部下を育成できる大切な場でもあります。

 会議の進行役は自ら行わず、部下にやってもらいましょう。

リーダーはできるだけ存在感を出さないようにします。

できることなら、進行役は2人1組にしましょう。

メインの進行役と補佐役の2人にするのです。

メインの進行役というとナンバー2の人であったり、経験が豊富な年長者かと思うかもしれませんが、逆です。

その人たちは補佐役です。

あえて、若手メンバーたち全員に順番でやってもらいます。

 進行役をしてもらうことで、次のような効果があります。

1.「自分ごと」になる

 特に若手のうちは、会議に出ることを「義務」と感じてしまい、主体的に議論に参加したりしない人が少なくありません。

 何か決まって自分が担当になったとしてもあまり「自分ごと」として捉えることができず、結局義務感の強い「やらされ仕事」のように感じてしまいます。 

 進行役をしてもらうことで「自分ごと」と感じるようになり、積極性も芽生えてきます。

2.承認欲求が満たされる

 進行役になると会議の間は主役になります。 

 そうすることで、「自分が認められている」と承認欲求が満たされ、モチベーションが上がります。

3.ファシリテーションスキルを身につけることができる

 会議を仕切ることができると、仕事の幅が広がります。

 その他タイムマネジメントスキル等も身につけることができます。

ナンバー2の人に補佐役になってもらうことも、将来その人がリーダーになった時に役立ってきます。

リーダーは主役ではなく補佐役です。

また、補佐役からメインの進行役にフィードバックをするのもいいでしょう。

補佐役はフィードバックの方法を体験することができます。

会議は両者にとって「学びの場」になります。

また、活発に意見を出し合ってもらいたいとき、あるいは補佐役が信頼できるナンバー2の場合は、リーダーであるあなたが会議に参加しないのもいいでしょう。

ついリーダーがその場にいると顔色を窺ってきたり、あるいはあなたに頼ってきたりする人もいます。

それでは自主性が出てきません。

あなたは時に会議から席を外してみましょう。

あとで信頼できる補佐役から簡単な報告をもらえばいいでしょう。

リーダーがいなくても回っていくチームを作る。

そのためにも、会議ではできるだけ存在感を打ち消すようにしましょう。




管理職研修 リーダー・管理職育成のための研修を用意しています。

 

メルマガプレゼント

日本のマネジメント層をサポートする吉田幸弘の管理職やリーダー研修・コミュニケーション術研修のエッセンスをお伝えしております。

「きょうよりも業務進行が捗るマネジメントができるようなりたい」「部署の空気を良くしたい、プロジェクト士気を高めたい」管理職やリーダーのためのメルマガ「 一流のリーダーが実践している ちょっとした心がけ 」を登録者の方に定期配信しております。


メルマガの内容一例

・新刊の原稿の一部及び未収録原稿を抜粋
・管理職におすすめの書籍のご紹介
・マネジメント手法のご紹介
・社内コミュニケーション手法のご紹介

・その他、管理職・リーダーに役立つ情報

 

吉田幸弘_書籍_メルマガ

 

都道府県 【必須】