管理職・リーダーのマネジメント・承認スキル イライラしない

これから、管理職・リーダーのマネジメントスキルのひとつ「承認」の技術について解説します。今回は、「イライラしない」ということについてです。リーダーとしての考え方、その際の心構え、実践的なテクニックを解説いたします。

管理職・リーダーが意識したいこと「イライラしない」

かつて私は「万年湯沸かし器」と言われていました。

「瞬間湯沸かし器」ではありません。

「万年湯沸かし器」は私の造語です。

どのような意味かというと、いつもイライラしている状態をさします。

瞬間は怒りが湧いたときだけ爆発するのに対し、万年は常にイライラ状態です。

リーダーになるとイライラすることは増えてきます。

上司から部下からの板挟みになってきます。

時には他部署から代表としてクレームを受けることもあるでしょう。

部下と一緒に謝りに行き、怒鳴られることもあるでしょう。

そんな時、イライラを部下にぶつけたり、あるいは家族などにぶつけたりしてはいけません。

それまでどんなに部下と良好な関係を構築していてもイライラをぶつけてしまうと、一気に関係が壊れる可能性があります。

前項では悪い報告を受けたとき、一度冷静になる儀式を作りましょうと書きました。

今度は、イライラが起きる前にやっておくことをご紹介いたします。

自分がどんな時にイライラするか傾向を掴んでおくのです。

そのうえで、できるだけイライラを遠ざけていくのです。

具体的にはイライラする時間帯、相手をピックアップして、状況、対策を考えていきましょう。

1.イライラしやすい時間帯

・月曜日の朝

【状況】休み明けで対応が必要メールや書類の量が多い。

【対策】10時まで報連相は禁止にする

・水曜日の14時~16時

【状況】取引先B社への週次報告書の作成の時間。細かく煩雑な作業が多い

【対策】この時間は報連相禁止にする。会議室にこもる

・金曜日の17時以降

【状況】週次の業務報告書の作成および翌週に仕事を残さないため

【対策】週末の直前なので報連相禁止にはできない。美味しいコーヒーを飲む

2.イライラしやすい相手

・部下のC君

【状況】話が長く、要領を得ない。

【対策】紙にまとめるようにしてきてもらう。C君にとっても話したいことが整理できていい。

・業務部のG課長

【状況】大きな声でまくし立ててくる

【対策】彼に呼ばれたらスマートフォンのペットの画像をちらっと見てから向かう。呼ばれた後、他の人に八つ当たりなどしないように同じくペットの画像を見る

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