管理職・リーダーのマネジメント・承認スキル リーダーに効果的な読書術

これから、管理職・リーダーのマネジメントスキルのひとつ「承認」の技術について解説します。今回は、「リーダーに効果的な読書術」ということについてです。リーダーとしての考え方、その際の心構え、実践的なテクニックを解説いたします。

管理職・リーダーが意識したいこと「リーダーに効果的な読書術」

 書店に行くと、多くのビジネス書が並んでいます。

 これらの本は1000円から3000円くらいでその人の生き方、思考、経験などを学べる貴重なものです。

 書籍ほど費用対効果の高いものはないといえます。

 また、忙しいビジネスマンはセミナーや講演に行ったりする時間を確保するのが難しいかもしれません。

ですから、リーダーになったら読書をして、自分を高めていく必要があります。

私自身は30代の頃から累計1万冊ほどのビジネス書や自己啓発書を読んできましたが、読書をしている人としていない人には深みの差が出てくるなと最近は感じます。

私の周囲には成功者の方がたくさんいらっしゃいますが、皆読書が好きな方です。

しかし、読書をするにしても方法を間違えないように注意しなければなりません。

そうでなくてもリーダーの仕事は忙しいものです。

そんなに読書に時間をかけられないでしょう。

また読書に時間をかけるなら、しっかりと血肉にしていかなくてはなりません。

必ずアウトプットを意識するようにしましょう。

もちろんインプットがあることが前提でのアウトプットですが、インプットだけでは消化不良を起こしてしまいます。

それではポイントをご紹介していきます。

1.いきなり分厚い本にチャレンジしない

まず、見栄を張らないことです。読書となると、本格的な分厚い本から読まなければならないと思ってしまう人も少なくないでしょう。

リーダーだからこそ難解な本にチャレンジして、それをマスターしよう、この意気込みは素晴らしいものだと思います。

しかし、途中で挫折してしまっては元も子もありません。

積読もタイトルを見てひらめきがある場合もあるから無駄ではないという方もいらっしゃいますが、やはりビジネスで忙しいリーダーの方、途中で挫折しないようにしたいものです。

特に古典であったり、ビジネス書の定番と言われる「ビジョナリー・カンパニー」や「7つの習慣」「人を動かす」は数百ページに及ぶものです。

慣れないうちは1ヵ月くらい読むのに時間がかかってしまう人もいるかもしれません。

よって読んでいるうちに前のことを忘れてきてしまうのです。

私自身、「7つの習慣」は5回挫折し、「人を動かす」は何とか2度目に読み切りましたが、その後、頭の中に何も残っていませんでした。

「人を動かす」を読んだと知り合いに話したところ、「参考になった」という答えしか言えなかったのです。

これでは何のアウトプットにもなりません。

もちろんこれらの本は良書で絶対に読んだほうがいいものです。

ならばどう読むべきかということですが、まずは本書に当たる前にマンガシリーズや図解シリーズから読むことです。

このように書くと読書能が身につかない、読書筋がつかないという方もいらっしゃいますが、そもそも皆さまは忙しいビジネスマンです。

最初は簡単に読めるものから取り組むようにしましょう。

「わかりやすい=内容が薄まっている」は間違いです。

また、古典でいうと現代語訳版がいいでしょう。

古典をそのまま読むのはどうしても時間がかかってしまいます。書かれた当時とは時代背景も違うので、理解しづらいという面もあります。

なお、現代誤訳、最近でいえば超訳になっているものも多くあります。特に超訳に関しましては、著者の主観が入り、原典の著者が言いたいこととずれがあると指摘する声もありますが、私は超訳を読むのでもいいと思います。

大事なのは実践することです。

原典とずれていても実践できればいいのです。超訳を書いた時期はより現代に近いのですから、実践しやすいのも特徴です。

まずは全体像を把握することです。

それから原書に取り組めばいいのです。

他にも原点とは関係なくても「はじめての~」や入門などの本もお薦めです。

2.有名経営者の評伝の読み方

有名経営者や成功者の本の中にはわざと面白おかしく書かれているものもあります。ブックライターが書いてあることがほとんどで、違ったニュアンスで伝わることもあります。

個人的には松下幸之助さんをはじめとした名言集をお勧めしています。

名言集なら簡単に読めますし、実践につなげやすいからです。

ここでは本の選び方を中心に触れてきましたが、大事なポイントは本を読んで参考になったこと、気づいたことを1つでもいいので実践に移すことです。

 個人的には読書会などに出てどう実践するかを語ったり、ブログなどに書評を書くのがいいかと思います。

「書く、話す」という行為は、記憶に残りやすいのはもちろん、自分の頭の中を整理できるからです。

管理職研修 リーダー・管理職育成のための研修を用意しています。

 

メルマガプレゼント

日本のマネジメント層をサポートする吉田幸弘の管理職やリーダー研修・コミュニケーション術研修のエッセンスをお伝えしております。

「きょうよりも業務進行が捗るマネジメントができるようなりたい」「部署の空気を良くしたい、プロジェクト士気を高めたい」管理職やリーダーのためのメルマガ「 一流のリーダーが実践している ちょっとした心がけ 」を登録者の方に定期配信しております。


メルマガの内容一例

・新刊の原稿の一部及び未収録原稿を抜粋
・管理職におすすめの書籍のご紹介
・マネジメント手法のご紹介
・社内コミュニケーション手法のご紹介

・その他、管理職・リーダーに役立つ情報

 

吉田幸弘_書籍_メルマガ

 

都道府県 【必須】