営業をしていて、特に他社の話などになってくると、無意識にネガティブな言葉を使ってしまうことがあります。

例を挙げてみます。

お客さま「以前×社の商品を使ってみたんですが、いまひとつだったんですよ」

営業マン「××社さんですか?あの商品は評判が悪いからですね。止めたほうがいいですよ」

本人は共感しているつもりなのかもしれませんが、お客さまをよりネガティブな気持ちにさせてしまうだけです。こんなときには、次のような「明るい未来」につながる前向きな言葉を口にするよう心がけましょう。

「そうなんですね。よりご提案をさせていただくために、『もっとこういうのだったら良かった』という点も教えていただけましたら幸いです」

このような言葉を口にすると、お客さまも前向きな気持ちになります。前向きな気持になると、前の前にいるあなたにも好感を持つでしょう。

また、「このような機能があったらいい」「このような色やデザインなどがあったらいい」など、営業のヒントになる情報もうかがえます。一石二鳥です。

他社の悪口を言うと、その場ではお客さまは同意することもあるかもしれませんが、積極的な気持にはなれません。当然、あなたに好感を持つことも少ないでしょう。

かつてこんなエピソードがありました。

スクールの営業をしている頃、他社の悪口ばかり言っている他社の広報マンがいました。すると、見込みのお客さまから言われました。

「A社の○○さん、他社の悪口しか言わないんだよね。その場では彼に合わせているけど、何だか侘しい気持ちになって、購入意欲が失せてしまうんだよ」

そうなのです。他社の悪口を言ってはいいことはありません。