管理職・リーダーが意識したい初対面で好感を持ってもらえる雑談術

管理職・リーダーが部下との信頼関係を築くためのコミュニケーションにおいて、軽視されがちな雑談・コミュニケーションについて解説しています。ビジネス上の人間関係であれど、ひと対ひとの付き合いにおいて、雑談でのコミュニケーションでも信頼関係を築くことはできます。雑談についての心構え、考え方、実践的なテクニックを解説しています。 当記事はその第2章のまとめ記事です。

初対面で好感を持ってもらえる雑談術

初対面の相手と関係を築く際に好感を持ってもらうためには、話題の選び方、雑談の進め方などに工夫が必要となります。
その際の心構え、考え方、実践的なテクニックを解説いたします。

最初にするのはどんな話題がいい?

雑談において最初にするとき、どんな話題がいいだろうか?
私は天気の話題がいちばんいいと思います。

タイプに応じて雑談の仕方を変える

雑談は最初にしなければならないものではありません。
本題の話が終わってからしてもいいのです。
ビジネスマンの中には、「最短で最大の成果を出したい」と無駄話をあまりしたがらない方も少なくありません。
しかし、そのような方の中には、目的を果たしたら少しリラックスして雑談をしたいという方もいらっしゃいます。

理屈っぽい人は目的のない雑談が嫌い

このようなタイプの方には、できるだけ早めに「仕事に関する雑談」に入るようにしましょう。
具体的には業界の話、相手の会社の話、関連するニュースなどがいいでしょう。

共通の話題を見つける方法

実はビジネスでも共通の話題は瞬時に見つかるのです。
そうです。
「目に見えるもの」を話題にすればいいのです。

名刺交換の場面を活かす

ビジネスで名刺交換の場面は、会話の糸口をつかむチャンスです。
たまに名刺を交換するとろくに見もせずに、名刺入れに閉まってしまう人がいますが、これは非常にもったいないことです。

雑談から本題へ上手く切り替えるには

雑談から本題への流れを分断していません。
自然に移行しています。
コツとしては、「雑談をきっかけに思い出した」という体をとることです。
こうすることで、話を聞いてもらえるのです。

会話で沈黙になった場合の乗り切り方

沈黙はそのままやり過ごせばいいのです。

しかし、そうはいっても「沈黙はつらいよ」という反論があるかもしれません。
確かに慣れない人は、15秒くらい沈黙が続くと焦ってしまいます。
そのような沈黙が苦手な方は、次の5つの方法をとるとよいでしょう。


相手の長い話をうまく終わらせるには

そこで、使えるのは「そういえば」という言葉です。

「そういえば」は「思い出した」といったニュアンスのつぶやきでもあります。
「社長、話を遮ってすみません。そういえば…」
このような言い方なら、相手も抵抗なく話を止めて聞く側に入るでしょう。

本題後のロスタイムにする雑談

実は本題が終わった後の雑談は非常に大切なのです。
「終わりよければすべてよし」という言葉があります。
去り際は大事なのです。
最後の印象が相手に残るからです。

本題が終わって受付まで見送って帰るまでの間、気を抜くどころか、相手との距離を縮める重要な時間なのです。
では、具体的にどのような雑談をしたらいいのでしょうか。
ここで大切なポイントは、相手にいい印象を残し、次回の面談につなげることです。

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